【火野正平・出演TVドラマリスト】おまけ資料
八丁堀捕物ばなしU
〜とりものいちらん〜
●あらすじ●
江戸北町奉行所を舞台に、若き同心たちの活躍と、江戸庶民の生活を描いた
本格時代劇【八丁堀捕物ばなし】シリーズの2作目。
前シリーズ同様、狩谷新八郎は、数々の難事件を
持ち前の才能を生かして解決していく。
本シリーズでは、狩谷の生い立ちが語られたり
佳代と祝言をあげたりと、捕物以外にも大きな動きがあり、
人間ドラマとしても、益々厚みが増している。
−1996年4月17日〜8月21日・水曜8時・フジテレビ系・14話−
-1999年11月17日・24日・水曜8時「秋の時代劇傑作選」−
●キャスト●
八丁堀同心・狩谷新八郎
北町奉行・左衛門尉景元 臨時廻り同心・江藤十兵衛 江藤の妻・ゆい 髪結い職人・藤吉 中堅同心・杉山虎之助 狩谷の妻・杉山の妹・佳代 小室玄蔵 玄蔵の妻・妙 若手同心・栗原 岡っ引・政吉 北町同心・秋山久蔵 |
…役所広司 |
●エピソード●
第1話 「江戸の雪どけ」 椿咲く雪の頃 |
狩谷らは、盗賊の引込み役の三次を捕える。その自白から富裕な油問屋・相模屋に押込んだ鴻巣の政五郎一味は、一網打尽となった。政五郎は、おえんが牢内に差し入れた酒で毒殺されてしまう。賄賂で酒を差し入れた同心・高畑は、おえんの家で死んでいた。 【今日の杉山】冒頭の捕物で、三次に腕を噛まれてのスタート!以前は、狩谷と佳代の関係にヤキモキしていた虎だったが、今回は兄らしく二人の仲を取り持とうとしているようだ。
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第2話 「疵」 -きず- |
虎は激しい腹痛におそわれ床に伏せる。佳代は、狩谷が毎日見舞いに来ると言うので大喜びだ。 オープニングが新しくなった。皆、思いっきり食べまくっている。この番組の食事シーンが役者達の 【今日の杉山】冒頭から、激しい胃痛でもんどりうつ虎。日頃の行いが悪いと皆にいわれる; |
第3話「二つの絆」 |
狩谷と佳代は結納を交わし、祝言が間近♪婿の狩谷以外は、嫁入り支度に大忙しだ。 江戸時代の祝言のしきたりなども丁寧に盛り込まれていた。 【今日の杉山】妹の嫁入り道具も揃えられず、不甲斐ない虎。母の形見の櫛を佳代に渡す。 |
第4話 「父と子」 |
清和堂の職人達は、円蔵を頭にして、裏で悪事を働いていた。 弥助(中村嘉葎雄)が火縄をフゥフゥするシーンは、まさに己代松だ!(笑 【今日の杉山】狩谷宅で朝食を食べる虎。新婚の狩谷と佳代を見ては、複雑な心境だ。 |
第5話 「囮」 -おとり- 鍋の季節到来 |
盗みの常習犯である松次郎が、牢抜けした。狩谷・栗原らは、松次郎の女・岡場所のおゆうの 【今日の杉山】捕らえられたおゆうに、こっそり酒を差し入れる虎。 |
第6話 「朋輩」 |
小室と剣友である隈坂は、黒磐藩の剣術指南役として、取り立てられることになった。 純粋な小室は、俵木に言葉巧みにだまされるが、強い友情と、賢い妻の愛情にすくわれる話。
【今日の杉山】門番を馬鹿にして煽りあげ、秘密の話を聞くあたり〜さすが虎! |
第7話 「黄八丈」 |
南町奉行所・定町廻り同心で、生真面目な男・江口健三郎が惨殺された。 えなり少年の演技がとてもよい。長ゼリフや泣くシーンもとてもうまい。みんな食われてる。 【今日の杉山】虎には、子供より夫の名誉を守ろうと、涙も流さず気丈にふるまう、さきの気持ちが |
第8話 「甘い罠」 桜の頃 |
暗闇の九郎兵衛という盗賊が、牢屋式内で処刑される。雨の中、狩谷と杉山は最後を見とどける。 逃走したお今日は、甲州の石和宿で捕らえらる。杉山と酉蔵が江戸に護送することになった。 【今日の杉山】虎は、同心川村の娘・さきを楯に、押込み強盗の手助けを強いられる。 |
第9話 「掏摸」-スリ- 桜散る頃 |
満開の桜並木の下。若いスリの常吉は、村井直次郎という侍にぶつかっただけで斬り殺される。 8話のエンディングと、9話のオープニングは、(多分)同じ場所から始まるのが面白い! 【今日の杉山】初っ端から、芸妓をナンパし「最近調子悪い〜」というのはアドリブか!?
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第10話 「秘密」 寒の入り |
夜の市内見回り中の狩谷は、何者かに左腕を刺され苦しむ女・つるを助け、医者に連れて行く。 時折、オーバーラップする、おつるの顔upが恐い; 【今日の杉山】つるに惑わされている狩谷に、妹思いの虎は「お前には無理」と釘を刺す。 |
第11話 「初恋」 月見の頃 |
満月の下〜狩谷・杉山・小室は、血まみれの包丁を持ち、ふらふらと歩く女・菊江に出くわす。 いつもは、やや恐妻ぶりを見せるゆい(野際)だが、この話では、しおらしく・賢く・かわいらしい♪ ほろりとさせておいて、最後は「ヘックシュン!」と落とすあたりは、さすがドリフのリーダー☆ 【今日の杉山】虎は、愛妻家に囲まれ「女房持ちとはつきあいきれん」と呆れる |
第12話 「恩人」 桃の花の頃 |
髪結いの藤吉は、昔、岡場所の女たねに、上州藤岡で命を救われた恩で、今でも無料でたねの 「2度とドスを抜かない」と、狩谷の父の墓前に誓った藤吉だったが… 【今日の杉山】たねの馴染み客の虎は、身請金八両を工面するため、酉蔵にまで頭を下げる始末 |
第13話 「女あわれ」 |
貧しく病弱な浪人小倉三九郎の妻・綾は、ある日路上で借金取りの男から返済を迫られ、 予告ナレーションは佳代。栗原と小室は不在。 【今日の杉山】虎は江藤をカモにして、賭け将棋で小遣いを稼いでいたが、ゆいにバレで怒られる; |
第14話 「用心棒」 |
天保の飢饉で、農民と下級武士は、特にその影響をうけ、苦しい生活をしていた。 寺尾聡の飄々とした演技が良い。しかし刀を構えると、ビシッとキマっている! 【今日の杉山】今日の虎は良く食べる。か |
〜1999年〜
「女賊」 前編(第15話) |
江戸で評判の芸人・菊水太夫は、水気のない所からどんどん水を出して見せる、水からくりの名人。 本放送時には、都合により、放映できなかった幻の作品。
【今日の杉山】美人に目がない虎は、菊水太夫に夢中。栗原を誘って水からくりを見に行く。 |
「女賊」 後編(第16話) 〜最終回〜 |
実は、菊水太夫には、幼い頃、凶悪な盗賊一味「むささび」に両親を殺された過去があった。 狩谷は、武蔵屋と最後に密会していた菊水太夫が、事件に関わっていると考えるが、武蔵屋も加助も殺され、捜査の糸が切れてしまう。残る手がかりは「むささび」の紙片のみ。狩谷は、古い調べ書きを三日三晩調べ、17年前海鮮問屋・田島屋でおきた、押し込み強盗事件にたどり着く。 仇同士でありながら、惹かれあっていく捨吉と太夫が切ない。捨吉は阿藤海が好演 【今日の杉山】菊水をかばう虎は、お奉行からも「美しい顔に騙されてるんじゃないか?」と諭される |
*独自に調査して、まとめましたが、間違いがあるかもしれません*
*不明箇所をご存知の方はご一報下さい*
update:2022.5.11