〜火野正平・出演TVドラマリスト〜


正ちゃんの役どころに着目してまとめています


二瓶康一時代1970年代1980-84年1985-89年1990-04年1995-99年2000-04年2005-09年2010-14年2015-2019年2020年-

番組名
役名
番組情報
国盗り物語

/NHK大河ドラマ
木下藤吉郎
・豊臣秀吉
1973.1.7〜1973.12.23(全51話) NHK 日曜 20:00〜20:45

原作:司馬遼太郎/出演:平幹二朗・池内淳子・中野良子・高橋英樹・江守徹・近藤正臣・山谷初男
山本陽子 松坂慶子 松原智恵子・太地喜和子・大友柳太朗・米倉斉加年・宍戸錠・竹脇無我 他

KAORUメモ:NHKサイドから「太陽がのぼるような力強い名前を」という要望で、池波正太郎氏が
「火野正平」と命名。役者としての華々しいスタートを切る!正ちゃんが演じた、のらりくらりの
藤吉郎と、このドラマのファンは、いまだに多く、大河ドラマの最高傑作として挙げられている。
制作発表の前日に喧嘩で青タンをつくった話は有名。同年、総集編もOAされた
▲NHKアーカイブスで閲覧可(総集編)
陽はまた昇る 石川史朗 1973.4.2〜1973.6.11 (全11話) フジ・国際放映 月曜 20:00〜20:55

演出:富本壮吉/脚本:砂田量爾・岩間芳樹 
出演:近藤正臣…江藤直彦・大和田伸也…石川真二・
山村聰…江藤俊作 直彦の父・梓英子…敬子 真二の恋人・鳥居恵子…宏子 直彦の妹・
東三千…神崎真弓 直彦の恋人・高峰圭二…高林伸夫・浜木綿子…堀雪江 俊作の愛人・
山本紀彦…浜中・沢久美子…美代子・ 高津住男…ボクシング部部長 片岡・
金田龍之介・たうみあきこ
(ゲスト)輪島功一…コーチ・東山千栄子…真弓の祖母 ほか

城東大学ボクシング部の強豪選手である直彦と、ライバルの真二。
直彦は多感で情熱的、真二は貧しいながら幸せをつかもうと苦悩する。
厳しい現実に直面しながらも大都会に生きる地方出身の若者を描いた作品。
原題「若者のすべて」  第13回日本テレフィルム技術賞受賞

KAORUメモ: 都会に出てきた青年がある事件に巻き込まれる。
史朗は、石川真二の弟。くるりんパーマヘアで、劇中でギターを弾いていたーと思うが記憶が曖昧;
また、ゴーギャンの絵画「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」が
何度も出てきたと思うのだが、よく覚えていない。
 →見たい。確認したい。教えてほしい。「陽はまた昇る」のタイトル競合が多すぎる(泣;

主題歌:脇 隆司「長い旅の終りに」作詞・市川睦月/作曲:都倉俊一(ポリドール)
  ♪そして僕たちは〜いつか巡り合う輝くあの夢に
挿入歌:脇 隆司「さらば夏の光よ」
刑事くん
(シリーズ2・第3部)

/ブラザー劇場 
不明 1973.4.16〜1974.5.6 (全55話)東映・TBS 月曜 19:30〜19:59

監督:(44話)竹本弘一/脚本:市川森一
出演:桜木健一…三神鉄男・名古屋章…署長.時村重蔵・風見章子…鉄男の母.ちはる・
守屋俊志…島崎刑事(島さん)・宮内洋…風間義勝刑事・新井春美…林たえ子婦警 ほか
山川レイカ・浜田東一郎・旭瑠璃?

KAORUメモ:鉄男は、城南署の熱血刑事!母は「美容院ハル」を経営し、2人の息子を立派に育てた。
44話「風船とライフル 」(1974.2.18放映)にゲスト出演。

不良カップル・・と・・はボニー&クライドを気取って強盗を企てる。
それぞれの秋

/木下恵介
人間の歌シリーズ12
次男の悪友
1973.9.6〜1973.12.13 (全15話)TBS 木曜 22:00〜22:55

監督:井下靖央・阿部祐三/脚本:山田太一
出演:小林桂樹…父清一・小倉一郎…次男稔・
久我美子…母・林隆三…長男・高沢順子…長女・高岡健二・桃井かおり…長女の友人スケバン

KAORUメモ:新島家はごく普通の5人家族と思われたが、大学生の次男は、皆が問題を持ち、
家族に隠している事に気づく。父が脳腫瘍になったことで、家族は絆を取り戻していく。

気弱な稔は、悪友にそそのかされ、痴漢してしまう。その相手はスケバンで、妹はその子分だった!?
第6回テレビ大賞本賞受賞作品、正ちゃんも同新人賞を受賞。
第11回ギャラクシー賞、第14回日本放送作家協会優秀番組賞受賞など、多数受賞。
唖侍 鬼一法眼
百姓の友吉
1973.10.7〜1974.3.31 (全26話) 日本テレビ 日曜 21:30〜22:25

原作:五社英雄/監督:大洲斎(17話)/脚本:八尋大和(17話)
出演:若山富三郎・勝新太郎・ジュディ.オング・瞳順子・杉田かおる、 ほか
17話ゲスト:荒牧啓子・弓恵子・富川徹夫・内田朝雄

KAORUメモ:幼い頃、宣教師付きの剣士ゴンザレスに両親と兄を殺され、婚約者を辱められた上に
喉を斬られ声を失った男が、鬼一方眼と名乗り、仇討ちのため日本各地を行脚する時代劇。

17話「血闘無明獄」にゲスト出演。貧しい村を守るため、悪代官に献上する予定の
なけなしの幕府御用金が、謎の邪教集団に強奪された。
金策のため売られて行く妹を救うため、御用金を取返そうと、親友とともに組織に潜り込んだ
友吉は、洗脳されるのだが…。友吉の妹を、偶然助けた法眼は邪教集団に戦いを挑む!
「鬼一法眼・DVD-BOX 二の巻」に収録(徳間ジャパン)
次郎長三国志
桶屋の鬼吉
1974.4.9〜1974.9.24 (全23話) NET 火曜 20:00〜20:55

原作:村上元三/監督:山下耕作・倉田準二ほか/ 脚本:高田宏治・中島貞夫・直居欽哉ほか
出演:鶴田浩二…次郎長・内田稔…大政・寺田農…小政・桜木健一…森の石松・
有川博…関東綱五郎・山城新伍…法印大五郎・山田吾一…大野鶴吉・
伊吹五郎…追分三五郎・松尾嘉代…お蝶・太地喜和子…投げ節お仲

KAORUメモ:幕末・明治維新にわたり、全国にその暴れん坊ぶりを轟かせた、
大親分・清水の次郎長と、その子分たちが、大活躍する物語。

次郎長の押しかけ子分第1号の鬼吉は、陽気で短気で親しみのわく役柄
正ちゃんは、1・11・13・15・16・17・19・20・22・23話に出演。
「山城さんとは、ふたりで漫才のようなことばかりしていた」と語る
あやとり
不明
1974.4.12〜1974.10.4 (全?話) NTV 金曜 21:00〜21:55

演出:矢野義幸/出演:池内淳子・長門裕之・宇野重吉・笠智衆・高橋とよ・小鹿ミキ

KAORUメモ: 高級仕出し店で女将の代わりをつとめる主人公が、結婚のため店を辞めたいと言う

風の町

/木下恵介
人間の歌シリーズ 

玉城 忠
1974.6.20〜1974.9.12 (全13話) TBS 22:00〜22:55

演出:鈴木利正 他/脚本:砂田量爾 他/出演:十朱幸代・原田芳雄・奈良岡朋子

KAORUメモ: あの人とならこの孤独を分かち合えるかも−−
傷ついた過去から逃れ、都会の片隅に生きる秋の、閉ざされた心に愛への郷愁がよみがえる。
4人の男女の愛の葛藤をシリアスに描く、人間ドラマ。
忠はレストランのピアニストに声をかける。彼女は「自分のことは内密に」という。
「鈴木ディレクターとも息が合い、充実感をおぼえた作品」と、正ちゃんは語る。

斬り抜ける

第15話〜
「斬り抜ける
俊平ひとり旅」

よろずやの
弥吉
1974.10.3〜1975.2.13 (全20話) ABC・TBS 木曜 21:00〜21:55

監督:佐伯孚治・太田昭和・工藤栄一・田中徳三・大熊邦也 他/脚本:大工原正泰・横光晃 他
出演:近藤正臣・和泉雅子・菅貫太郎・佐藤慶・岸田森・志垣太郎・田坂都・伊佐山ひろ子

KAORUメモ:作州松平藩士・楢井俊平は藩主・松平丹波守の命にしたがって、親友・森千之助を
斬り伏せた。 ところが、藩主が森の妻・菊に横恋慕鵜していたのが理由と知る。
幕府に訴えるため、俊平は菊とその子供太一郎を連れ、江戸へ向かうが、藩内では不義密通に
より森を殺して逃げたということになっており、刺客や、千之助の父で俊平の剣の師匠の森嘉兵衛、
森の妾腹の弟で鑓の名手の伝八郎に追われる。
「自分が殺した親友の妻」と「夫の敵」という関係が、惹かれあう二人を阻む。

15話以降では、菊が伝八郎に惨殺され、太一郎も嘉兵衛に連れ去られてしまうので、
タイトルも「斬り抜ける 俊平ひとり旅」に変る。伝八郎と嘉兵衛についても詳しく語られる。
俊平の袴がデニムなのは斬新。伝八郎の鑓カバーはアボガドに見える(笑

弥吉は、訳アリの俊平を見かけ「メシのタネだ。こりゃ〜♪」とついていくが、そのうち情が移り
上前跳ねては用心棒や仕置きの仕事を獲ってきたりと、俊平一行の逃亡を助ける役割をする。
後半、物語中で何度か「不義者節」も披露する。
最後は、復讐を遂げた俊平と、太一郎とともに作州松平藩を去って行く。
※「腸捻転」前の作品。関東ではTBS系で放映
東芝日曜劇場
925回「ひとり息子」
不明 1974.10.3〜1975.2.13 (第925回) TBS 日曜 21:00〜21:54

監督:柳井満/脚本:服部佳/P::石井ふく子
出演:京塚昌子・小鹿ミキ・大和撫子 ほか

秘密

/ポーラ名作劇場 

高橋 恵一
1975.3.31〜1975.4.21 (全4話) NET 22:00〜22:55

監督:八橋卓/脚本:深沢一夫/原作::早乙女勝元
出演:高橋洋子…紺谷みや子・加藤道子・津山登志子

KAORUメモ: 再会した初恋の人を救うため、集金の金を軽い気持ちで送ってしまった
臨時工員の恵一は、金の工面がつかず、ひょんなはずみで強盗をしてしまう。
その“秘密”を一人知る保母・みや子。二人は惹かれ合い、恵一は改心し自首を決意するのだが…
1960年に江原真二郎・佐久間良子でも映画化された名作。
夜の来訪者
不明
おそらく息子役
1975.4.2 NHK・単発

脚本:内村直也/原作:J・B・プリーストリー 
出演:山形勲…主人・内田良平…訪問者・関弘子…母親・関根恵子(高橋恵子)・蟹江敬三・津々井和枝

KAORUメモ:舞台で上演されてきた、イギリスの劇作家・J・B・ブリーストリーの戯曲を、初めて
TVドラマ化。娘の婚約を祝う席に、予期せぬ来訪者が来て、ある娘が自殺したことを告げる。
来訪者は、その場にいる各人が、何らかの形で娘の死に責任があることを論証していく。
人間の連帯感を強調した社会派サスペンス・ドラマ。1955年映画化もされているらしい。
登場人物は、訪問者とある裕福な家族(主人夫妻・娘・息子・娘の婚約者)

NHK版は見たことがないが、2015年BBC制作「夜の来訪者」をスカパーで視聴。
余韻のあるラストというか。結局、来訪者は誰だったのだろう…。解釈いろいろ。
正ちゃんの役は「酒好きで頼りのない弟」で間違いないかとww

長崎犯科帳

出島の三次 1975.4.6〜1975.9.28 (全26話) NTV 21:00〜21:55

監督:大洲斉・渡辺祐介・松島稔・森崎東/脚本:池田一朗・下飯坂菊馬・直居欽哉 他
出演:萬屋錦之介・田中邦衛・杉本美樹・新克利・高峰圭二・内田稔・庄司永建・潮健志・磯村みどり

KAORUメモ:袖の下の「かすていら」が大好きで、悪評高い、長崎奉行の平松忠四郎が、裏では
「闇奉行」と名乗り、闇の裁き人たちと共に、悪を懲らしめる時代劇。
鎖国当時の長崎が舞台とあって、オランダ文化に富んだ生活の様子も面白い

三次は、牛太郎<=妓夫>。普段は、客引をしたり、遊郭の使用人として遊女の逃亡・遊客との
駆け落ち・酔客とのトラブル・喧嘩などの揉め事を処理をしている。小暮良順を通じて、
闇奉行の指令により内偵をする三次だが、徐々に闇奉行=長崎奉行ではないかと疑う
ふりむくな鶴吉 不明 1974.10.11〜1975.10.03 (全46話) NHK 金曜 20:00〜

監督:/脚本:/原作:
出演:沖雅也…鶴吉・伊吹吾郎(吾朗)・ハナ肇…かわら版屋のなら平・西田敏行・
中尾ミエ…寅吉の妻おふく・竹下景子・宇野重吉・緑魔子・新藤恵美・瞳順子・中丸忠雄・沢竜二
29話 ゲスト: 紀比呂子・奥村公延…辰平

KAORUメモ: 29話「かまいたち」 にゲスト出演。鶴吉を襲う男の役。
にわか雨を避けて軒下に走りこんだ鶴吉は、突然短刀で斬りつけられた。
雨の日に現れる“かまいたち”と呼ばれる通り魔だった。 鶴吉は彼ともみ合うが取り逃がしてしまう。
ある日、ついに“かまいたち”による殺人おこる。江戸中が大騒ぎとなり、なら平のかわら版は
飛ぶように売れる。そんな中、いつもかわら版を買いに来る女がいた。
痛快!河内山宗俊 暗闇の丑松 1975.10.6〜1976.3.29 (全26話) フジテレビ系 月曜 21:00〜

監督:三隅研次・森一生・太田昭和・大州斉・工藤栄一・黒田 義之・勝新太郎 他
脚本:直居欽哉・東條正年・笠原和夫・中村努 他
出演:勝新太郎・原田芳雄・桃井かおり・草笛光子・ヒデ(出門英)

KAORUメモ:御数奇屋坊主の河内山宗俊は、 弱気者を助け、権力をかさにきた大名・旗本や
豪商たちを容赦なく叩きのめす。

歌舞伎や浄瑠璃で演じられる暗闇の丑松は、料理職人で恋女房お米がおり、誤って義母を殺し、
一人旅に出るが、本作品では、若く独身のようだ。「よね」という母親が出てきたりする。 ▲詳細はココで!
はぐれ刑事 大辻 芳雄 1975.10.7〜1975.12.30 (全13回) 日本テレビ 火曜 21:00〜21:54

監督・小野田喜幹・松尾昭典・森崎東・渡渡辺祐介/脚本:尾中洋一・安倍徹郎・下飯坂菊馬 他
出演:平幹二朗…風間史郎・田中邦衛…新藤保太郎・沖雅也…影山建三郎・
小沢栄太郎…滝川啓介・ホーン.ユキ・夏純子・浅茅陽子・山本清・望月太郎・伊東辰夫・
阿部希郎・伊東裕平・片岡五郎

KAORUメモ:クセ者ぞろいの三の輪署の刑事たちの活躍を描く。上野・浅草周辺を舞台にした、
刑事ドラマ。  ▲詳しくはココで!
前略おふくろ様 かつお 1975.10.17〜1976.4.9 (全26回) 日本テレビ 金曜 21:00〜21:54

演出:吉野洋・田中知巳・高井牧人/脚本:倉本聰・市川森一・高井牧人
出演:萩原健一…さぶ・田中絹代…さぶの母親・梅宮辰夫・桃井かおり…海・八千草薫・
下元勉・北林谷栄・丘みつ子・桜井センリ・小松政夫・坂口良子・加藤嘉・
室田日出男…仕事師の半妻・川谷拓三…利夫・大滝秀治…海の父親

KAORUメモ: 山形から上京した、照れ屋で臆病な青年さぶは、深川の料亭で板前修業する。
毎回、さぶが郷里の年老いた母に宛てた手紙の形式で、物語が展開する。
倉本聰脚本ドラマのパターンが確立したといえる、大人気ドラマ。
76年の続編では、母の葬儀シーン放映と前後して田中絹代が亡くなり話題となった。
正ちゃんは、16話に海ちゃんの弟・かつお 役で出演。 ビデオでは第8巻に収録 (1976.1.30? 放映)

追記:1993年「とんねるずのみなさんのおかげです」内で、倉本聰の協力で
「前略おふくろ様'93」というパロディコントが放送された。石橋木梨関根さん以外、オリジナルキャストということで
正ちゃんも出演という噂があり、全4話を確認しましたが、出てなかったっす。残念−
松本清張シリーズ
事故
トラック運転手
宮下健次
1975.11.8 NHK総合 土曜 20:00〜20:30

監督:松本美彦/脚本:田中陽造/原作:松本清張「事故」
出演:山本陽子…山西の妻 三千代・田村高廣…永福興信所所長 加納和郎・
佐野浅夫…事故調査係 高田悠蔵・野際陽子…興信所所員 浜口久子・
渡辺文雄 …会社重役 山西省三・千昌夫…佐々 ほか

KAORUメモ: 杉並区烏山の会社重役・山西邸にトラックが突っ込み、玄関を破壊する事故が発生。
事故処理係の高田は運転手の山宮とともに、山西の妻・三千代に謝罪するが、事故は円満に解決できそうだ。 実はこの事故は、興信所の浜口久子が、ある調査のために、山宮を利用して仕組んだものだった。 事故の5日後、山宮と浜口の遺体が、山梨で相次いで発見される;

山宮健次は、協成貨物運転手・23歳。美人調査員の 浜口久子に誘惑され、
ドラマ冒頭で故意にトラック事故を起こす。(←新聞に載るほどの事故かな?)
原作は昭和38年(1963)に「黒い画集」シリーズとして発表した短編小説集の一作。
「事故」は2012年までに。5回テレビドラマ化されている。 ドラマ化のたびに「山宮/小宮/宮島/宮下」と名前が変わるのはなぜだろう?たしかに、山西と少し紛らわしかったけれど、、

1つの「事故」から暴かれそうな秘密を守るため、殺人を犯すことになる男女のひずんだ心理を描く物語。
土曜ドラマ枠の第一弾。全4話の4話目。 松本清張氏が、遊園地の整備員役でカメオ出演されている。
▲NHKアーカイブスで閲覧可 ←2002年現在は見られません。まさか「hi-lite」が原因じゃないよね?
泣かせるあいつ 板前見習い 1976.4〜1976.9 (全17話) NTV 水曜 20:00〜20:30

監督:千野皓司・長谷和夫・広瀬襄・渡辺祐介・前田陽一/脚本:吉田剛・立町陽太 他
出演:田中邦衛・佐藤祐介・北林谷栄・檀ふみ・岩崎加根子・坊屋三郎・ホーン.ユキ・
児島美ゆき・保積ぺぺ

KAORUメモ: 正ちゃんは2・6・9話に出演している。
信州・松本の味噌本舗の跡取り息子・俊平は神経質でナイーブ。
俊平の父の愛人の子・鈴木雷太は、たくましく、照れ屋で人なつこい。
この二人の異母兄弟の交流をコミカルに描くドラマ
北海道から九州まで、日本中を船・飛行機・電車・マイクロバスで旅しながら撮影したドラマ。
嫁だいこん
/土曜劇場
不明 1976.4.3 〜 1976.9.25
青春の門・1部 辻 春男 1976.4.7〜1976.9.29 (全26話) TBS 水曜 22:00〜23:00

演出:瀬木宏康/脚本:小野田勇/原作:五木寛之「青春の門・筑豊篇」
出演:小川真由美…伊吹タエ・北大路欣也…伊吹重蔵・中村敦夫…塙留五郎・
芦田伸介…やぶ虎・江藤潤…信介・秋吉久美子…織江 他

KAORUメモ:九州・筑豊を舞台に炭鉱に生きる男達の生き様と、その血を受け継ぎ義母に
育てられ成長していく、主人公・信介の姿を描いた、超ベストセラー小説をドラマ化。

米騒動で民衆の暴動の先頭に立って男をあげた、筑豊の炭鉱夫・重蔵は、カフェの女給タエを
ヤクザ塙組の竜五郎と奪い合う。重蔵はタエを妻に迎えるが、落盤事故の救出中に命を落とす。
伊吹の忘れ形見・信介は、継母のタエに愛情深く育てられるが、やがてタエも病に倒れる。
そんな母子に手を差し伸べたのは、外地から帰国した竜五郎であった…

正ちゃんは、塙組〜改め〜塙運送店で働く青年・辻春男 役で物語後半に出演。
信介と、歳が近い事もあり、いろいろと世話を焼く (ー関東弁なので東京出身か?)
新・二人の事件簿
暁に駆ける!
江原義夫 1976.7.27〜77.4.12 (全35話) ABC・ANNテレビ 火曜 20:00〜20:54

監督:(18話)江大熊邦也/脚本:(18話)中村勝行/主題歌「暁に駆ける」 牧美智子
篠田三郎…宮坂伸彦・高岡健二…真樹一夫・近石真介…白井刑事・毒蝮三太夫…鬼塚刑事・
大石吾朗…丹羽刑事・植木等…早川係長・牧美智子…美杉婦警・・
君島志津子(真樹の下宿=中華料理)…園佳也子・吉田友紀(志津子の息子)…君島克己
(18話ゲスト)岡まゆみ…中町由美子・穂積隆信…大西(スーパーの客)・
タクシー運転手福山…高原駿雄・やすしきよし…本人役 ほか

KAORUメモ: 二人の刑事・宮坂と真樹を、人情係長・早川がサポートして事件を解決していく刑事ドラマ。
18話「間違った青春」にゲスト出演。

深夜の大阪。タクシー運転手が強盗に襲われた。宮坂と真樹は、怪我をした運転手の入院先で事情を聞く。
病室にはたまたまやすきよのTV番組が流れていた。番組を見た運転手は、武勇伝を披露していた
カップルの男性が犯人だと証言。男は「襲われた恋人を助け傷害罪になった」と語っており、
江原という木工所の見習い工と判明。宮坂が職場を訪れると、逃亡してしまう。
カップルの女性・由美子は、出版社に勤めていたが、張込みの影響で休職。両親にも反対されてしまい
家を出てスーパーで働くことに。客として近づいた真樹に、江原を信じていると語る。 (76.11.30放映)
※「腸捻転」後の作品。関東ではNETテレビ(ANN系)で放映
Gメン’75 島洋次 1975.5.24〜1982.4.3(全354話+SP) TBS・東映 土曜 21:00〜21:54

監督:瀬川昌治/脚本:池田雄一/構成・深作欣二・佐藤純弥
出演:丹波哲郎…黒木警視・藤田美保子…響圭子刑事・倉田保昭…草野刑事・
岡本富士太…津坂刑事・藤木悠…山田刑事・夏木陽介…小田切警視/ナレーター:芥川隆行
(ゲスト)島かおり…三好くりこ・早川保…秘書三好徹・見明凡太朗・高野真二ほか

KAORUメモ:
警視庁内に秘密裏に結成された「特別潜入捜査班」Gメン達の姿を描く大ヒット刑事ドラマ。
76話「幻の女」にゲスト出演(1976.10.30放映)
料亭前。雨の夜。響刑事と草野刑事が追っていた、汚職代議士・山岡に青年が食ってかかる。
青年は自動車修理工の島(23歳)と名乗る。無公害エンジンの開発チームの一員だったが、
代議士の圧力によりチームは解散。親代わりの主任さんとともに解雇されたのだった。
島は情状酌量で釈放されるが、1週間後、山岡代議士が河原で死体で発見される。
現場から車で逃走した島が、容疑者として逮捕された。事情を聞かれた島は、犯行を否認。
「謎の女が、車をヒッチハイクし、殺人現場まで誘導し、何者かに殴られ気絶。
気がつくと血だらけのナイフを握らされていた」と証言する。
モンタージュと、追尾車種から、島の親会社の秘書の妻が浮上するが、関与を否定する。
響刑事の捜査に協力していた島は、拳銃を奪い逃走する。

エンジニアの白衣姿は珍しいスタイル。青年の純真、無邪気で一途な姿が、ヤケにぴったりとハマる。
小さな町工場で胸を張って働くことを決め、キラキラした笑顔でレースに出る夢を語るシーンには、
響刑事はもちろん、視聴者も胸を打たれてしまう。
逃走中。車の荷台から飛び降り、門扉をひらりと飛び越えるシーン。すごい身軽でかっちょいい♪

定年後

/シリーズ人間模様

不明 1977.1.13〜1977.2.3 (全4話) NHK 木曜 22:15〜23:00

演出:都成潔/脚本:砂田量爾/原作:岡田誠三
出演:長門裕之・林美智子・頭師孝雄 

KAORUメモ:  直木賞作家・岡田誠三が、新聞記者を定年退職した体験を描いた原作をドラマ化。
1976〜1988年に放映された、ドラマ人間模様の最初のシリーズの第6作目
新・必殺仕置人

絵草紙屋の
正八

1977.1.21〜1977.11.4 (全41話) テレビ朝日系 金曜 22:00〜23:00

監督:工藤栄一・高坂光幸 他/脚本:野上竜雄・保利吉紀 他 /原作:
出演:藤田まこと…中村主水・山崎努…念仏の鉄・中村嘉葎雄…鋳掛屋の己代松・
中尾ミエ…スリのおてい・河原崎建三…死神・藤村富美男…「寅の会」元締の虎

KAORUメモ:必殺シリーズ第10弾の主水モノ。シリーズ最高傑作と絶賛された作品!
江戸の仕置人の元締・虎が主催する句会「寅の会」は、仕置の競りの場であった。
会に出席していた鉄は「八丁の・堀に中村・主水かな」の挙句で、主水が狙われると知り警告する。
定町廻り同心として、表稼業に徹していた主水は、裏家業の厳しさを知り、再び仕置人として生きる。

正八は、表家業では「絵草紙屋」、裏家業では、おていと共に「内偵」を担当している。
絵草紙屋の地下には、仕置人が集結し、殺しの手はずや、仕置料の分配などを行う。
正八は、絵草紙屋とあって、文才もあり、口も知恵も立つ。そして〜良く走る!

第30話の「夢想無用」は正八主役の泣かせるラブストーリーで必見!
<想い出は風の中>は、第17話「代役無用」(桜木健一とのデュエット)・
第30話「夢想無用」・第40話「愛情無用」では正八が劇中歌として唄っている。
<海>が、第40話「愛情無用」の劇中歌で流れる。

※「腸捻転」後、1977年4月よりNETテレビの呼称は「テレビ朝日」となった。
新・座頭市
(第1シリーズ)
ごいち 1976.10.4〜1977.4.25(全29話) フジテレビ系 月曜 21:00〜21:54

監督:勝新太郎・太田昭和・井上昭・南野梅雄・森一生・田中徳三・工藤 栄一・黒田義之・黒木和雄
脚本:東條正年・沖守彦・佐藤繁子・下飯坂菊馬・池田一朗・岩元南・中村努・新藤兼人 他
出演:勝新太郎/19話ゲスト:ジュディ・オング…おさよ・岸田森…悪代官
(19話)監督:黒田義之/脚本:久貴千賀子・下飯坂菊馬

KAORUメモ:正ちゃんは、19話「越後から来た娘」にゲスト出演。1977.2.14放映
故郷・越後の村をを飛び出した恋人・馬子のごいちを追って沼田までやってきたおさよ。
再会したごいちは、 酒と博打にあけくれ、大事な馬をも飲み代のかたにする始末;
妾話が進んでいたおさよと。借金苦のごいちには、心中話も持ち上がり…
見かねた市は、博打で稼いだ十両を託す。やり直そうと考え直す二人だったが、その十両がワケアリで;

盲目の市の注ぐ酒を、こっそりちゃっかり飲みまくるごいちがキュート。多分気づいてる市もクール。
桃太郎侍 梅吉 1976.10.3〜1981.9.27 (全257話) NTV 日曜 21:00〜21:54

監督:斎藤武市/脚本:田上雄/原作:山手樹一郎
出演:高橋英樹…桃太郎・野川由美子…玉川つばめ・西川峰子…すずめ・藤岡琢也…雉の与之助

KAORUメモ:  十一代将軍家斉の御落胤で双子の弟である松平鶴次郎は、乳母の死を契機に
家を出て浪人となり「桃太郎」と名乗り、悪を退治する。
正ちゃんは、77話「男涙のけつねうどん」にゲスト出演。1977.4.2 放映
金座での悪事に手を貸した梅吉は、自首して遠島五年の刑に。けつねうどんは梅吉の大好物!
華麗なる刑事 不明 1977.4.4〜1977.11.21 (全32話) フジテレビ 月曜 20:00〜20:54

監督:高瀬昌弘(10話)/脚本:佐藤繁子(10話)
エンディングテーマ「センチメンタル・シティー」草刈正雄
出演:草刈正雄…バーボン刑事・田中邦衛…どぶろく刑事・壇ふみ・岸田森・新克利・加納竜・佐野浅夫

KAORUメモ:  ロス市警殺人課あがりの主人公・バーボン刑事と、相棒のどぶろく刑事の活躍を描く。
バーボンの覆面パトカーは赤いラムダGSR。 どぶろくの車は黄色いランサーセレステ。主題歌もヒット!
正ちゃんは、10話「故郷の唄は聞こえるか」にゲスト出演。1977.6.6 放映
夫婦旅日記
さらば浪人 
小六 1976.4.5 〜 1976.9.27 (全25話) フジ 月曜 21:00〜21:54

監督:斎藤武市/脚本:田上雄/原作:山本周五郎「雨あがる」 
出演:藤田まこと…三沢伊兵衛・中村玉緒…たよ・自然…中村翫右衛門・神山繁・春川ますみ・
高岡健二…筧新之介・栗田ひろみ…千春・伊藤洋一…小太郎・田崎潤…山崎源之進 他

KAORUメモ:  元・越後長岡藩の剣術指南役・三沢伊兵衛。友をかばう気持ちから、
藩の上層部と対立し、二百五十石をすてることになる。一人息子の小太郎を義父母のもとに残し、
愛妻・たよとともに、仕官の口を探す旅に出る。毎回、仕官の口が見つかりそうになるのだが、
伊兵衛の正義感や、お人好しがあだになり、もう一歩のところで、ご破産になってしまう;
正ちゃんは、11話「おっかさん一筆啓上」にゲスト出演。字の読めない母に代って、
小六の手紙をよんでやる伊兵衛は、母を安心させるため内容を偽のだが・・ 1976.6 放映
今はバラ色が好き 浜田良作 1977.10.13〜1978.4.6 (全26回) 読売テレビ・松竹 木曜 21:00〜21:54

演出:荻野慶人/脚本:山田太一/原作:
出演:近藤正臣…大型スーパーの店長・新村達雄/松坂慶子…老舗茶屋の娘・藤森麻子/
中田喜子…達雄の婚約者・浜野由紀子/加藤武…藤森耕次郎/菅原謙次…浜野恭助/白川由美/桜井センリ…津田和作/内藤武敏…小島幹雄/浦辺粂子…藤森文子/斉藤とも子 ほか
主題歌:雪村いづみ「今はバラ色が好き」作詞:谷川俊太郎/作曲:福井峻

KAORUメモ:当時の時代背景に基づき、大型スーパーと老舗個人店の対立を中心に、
三つ巴の恋のかけ引きが展開するラブ・コメディー。かなりの人気番組であった。

江戸プロフェッショナル

必殺商売人

正八 1978.2.24〜78.08.18 (全26話) テレビ朝日系 金曜 22:00〜23:00

監督:工藤栄一・渡邊祐介・松野宏軌・高坂光幸・原田雄一・石原興・南野梅雄
脚本:野上竜雄・安倍徹郎・中村勝行・岡本克己・長田紀生・保利吉紀・國弘威雄 他
出演:藤田まこと…中村主水・草笛光子…踊りの師匠おせい・梅宮辰夫…髪結い新次・
菅井きん…せん・白木万里…りつ・鮎川いずみ…加代

KAORUメモ:  必殺シリーズ第12弾。昼行燈の同心・中村主水は、妻や姑に いびられながら、
裏家業では、商売人として殺しを請け負う。今シリーズでは、妻・りつがついに懐妊。
人殺し−我が子の誕生の狭間で、主水は苦悩する。新次とおせいが元夫婦という設定も面白い。

正八は「新仕置人」解散後も、江戸に残っていた。絵草紙屋は廃業し、足力屋(足踏みマッサージ)
をしている。 主水と共に再び裏家業を再開し、情報係をつとめる。
町外れの高灯台に住み、そこが商売人の溜まり場になっている。絵草紙屋の地下みたいな感じ*
第18話「殺られた主水は夢ん中」は必殺シリーズ放映300回記念作品。
冒頭で、主水が悪人達に斬り殺されるが、これはタクシーの中で見た、藤田まことの夢で
そのタクシー運転手は正ちゃんが演じている♪

原色の蝶は見ていた

/土曜ワイド劇場

嘱託の上田 1978.8.19 (単発) テレビ朝日・土曜 21:00〜

監督:増村保造/脚本:山浦弘靖/原作:西村寿行
出演:由美かおる・大和田伸也・財津一郎・竹内亨 

KAORUメモ:正ちゃんは研究室の嘱託・上田役。主人公の弱みにつけみ、逆に殺されてしまう。
土に埋められるが、蝶のフェロモンにより、地面に蝶が群がって、犯行の証拠となる。
毒々しく、稚拙な作り物の蝶が笑えた。土曜ワイド劇場の 57回目
大空港 ジョージ坂口 1978.7.24〜1980.3.24 (全78話) フジ 月曜 21:00〜21:55

(12話)監督:日高武治/脚本:保利吉紀
出演:鶴田浩二…チーフ・緒形拳…梶警部(-14)・中村雅俊…鯉沼刑事(-36)・
片平なぎさ…神坂紀子刑事(-51・76)・高岡健二・岡本富士太…タテノ刑事・
田中邦衛(15-)・黒沢年男(27-)・永島敏行…西條刑事(37-55)・石川さゆり(52-)・三浦浩一(56-)
(12話ゲスト)岡田奈々…南ヒロミ・南條豊…シロー・ 高峰圭二…ラジオディレクタ清沢 ほか

KAORUメモ:  国際空港を舞台に、6人の特捜刑事が活躍するドラマ。
成田空港の開港を背景に制作された。開港の延期によりドラマの放映も遅れたとかー
殉職による刑事の入れ替わりが多い。 特に、鯉沼刑事お最期は話題に。

正ちゃんは、12話「逃亡者」にゲスト出演。1978.10.23 放映
神坂刑事(ノンコ)は、空港内でスリを捕まえるが、ギターを持った被害者は、パスポートだけ拾い
譜面を残したま、タクシーで逃げるようにその場を立ち去る。
譜面は「あすなろコンサート主題曲【約束】」作曲:南ヒロミ/作詞:GeorgeSakaguchi
特捜部には、インターポールから指名手配者の情報が届く。逃亡犯ジョージ坂口は、マレーシアの
海運会社社長殺人の犯人であった。顔写真を見た神坂刑事は、スリの被害者がジョージだった事に驚く。
鯉沼刑事は「約束」の作曲者、南ヒロミを探すため、音楽に詳しい清沢を訪ねる。
清沢によると、ヒロミは鎌倉の養護施設「あすなろ学園」の卒業生であった。

ジョージ坂口:26歳 国籍はマレーシア。日本航空201便で来日
勤務先である、マレーシアで一二を争う、海運会社の社長を殺害し、インターポールにより指名手配されている。
父親の死後、日本人の母がマレーシア人と再婚したため、3年前に渡馬し国籍を取得。
機内でロンゲをかき上げるG。衣服は上下真っ白。トンボメガネに、大きなギターケースを抱えている(怪しっ)
…なぜ、両親がいるのに、養護施設の出身なのか?謎。
インサートに西城ヒデキのLIVE映像が使われている!驚
岡田奈々(可愛すぎる!)とのデュエット曲「約束」=なぜかサンバ調。1コーラスを唄いきる!
浪花おこし 吉岡つるお 1978.7.3〜1978.9.1 フジ系 月〜金 13:00〜13:25(12:30-13:00かも?)
出演:望月真理子 ほか

KAORUメモ:  愛称:つるやん。最後の方で逮捕されてしまう。
2007.9 shigeさま情報によりupdate)
七人の刑事
/第3シーズン
立てこもり犯 1978.4.145〜1979.10.19 (第3シリーズ:69話)TBS 金曜 20:00〜20:54

(19話) 演出:和田旭/脚本:山田正弘
出演:芦田伸介…沢田係長(警視庁刑事部捜査第一課10係)
三浦洋一…北川刑事・佐藤英夫…南警部補・天田俊明…久保田部長刑事
中山仁…姫田刑事・中島久之…岩下刑事・樋浦勉…佐々木刑事 ほか
(19話ゲスト) 西沢利明・戸浦六宏・石橋雅史・風戸佑介・久松保夫・小鹿番…泥酔客・野平ユキ

KAORUメモ: 第3シーズン・19話「スナック・ジャック」にゲスト出演。
若い男がスナック「みちのく」にいた客を人質にとって立てこもる。
籠城犯は、妊娠中の妻を見殺しにした医者を探していた。
居合わせたのは、議員、酔っ払いの男、若いカップル、外国人など さまざま。
別の殺人犯を追って店にいた北川刑事が人質となり、ダイナマイトを持ち込んだ犯人と対峙する。

山田正弘(初期ウルトラシリーズの代表的な脚本家)の原題「スナックジャック上野」は、
何度かドラマ化されている。最近は制作されていないのだろうか…
 ・東京バイパス指令「いつか貴方も」(62話 1970 )
 ・太陽にほえろ!「危険な約束」(36話 1973 マカロニ刑事:松田優作 店名「旅路」)
 ・刑事貴族「刑事たちの忙しい夜」(34話 1973 風間刑事:郷ひろみ 店名「ダリア」)
「七人の刑事」では、「走れメロス」的な要素は無いようだー

「七人の刑事」は、第1シーズン:1961-64 140話, 第2シーズン:1964-69 245話, 映画版:1963-64 3本,
SPドラマ:1973-75 4本, 第3シーズン:1978-79 69話, SPドラマ:1998 が制作された、刑事ドラマの金字塔。
芦田伸介(沢田刑事、辺見刑事)はすべてのシーズンに出演している。
※映画版「七人の刑事」「七人の刑事・女を探がせ」「七人の刑事・終着駅の女」
60年代までに放送された、第1第2シーズンの全385話は「オリジナル版」と呼ばれる。
この中の 101話「乾いた土地 (100回記念作品)」のみが、完全ノーカットで現存している。

「警視庁南平班〜七人の刑事〜」「刑事7人」などは、続編ではないにしろ、このドラマへの敬意が感じられる。
さらに元をたどれば「七人の侍」(1954年)や、この映画これから影響をうけた「荒野の七人」など、
「7」という数は、組織バランスの象徴といわれている。 ※結局「南平班」のことを書きたかったw
恋人たちの垣根 不明 1978.10.5〜1979.4.5. (全26話) NTV 木曜 21:00〜21:54

演出:/脚本:砂田量爾
出演:松坂慶子・林隆三・高橋英郎・范文雀

KAORUメモ:  空き地に2軒の家が隣り合せに建ち始める。一軒は大手のモダンな設計。
もう一軒は 昔カタギの大工が精魂込めた手作りの日本建築。
大手の担当者が林隆三、大工の娘が松坂慶子。考え方の違いから若い二人が散らした
対立の火花はいつしか行恋の炎へ…。 松坂さんとは、同じ木9枠で、半年ぶりに共演。
翔べ!必殺うらごろし 正十 1978.12.8〜1979.5.11 (全23話) テレビ朝日系・金曜 22:00〜23:00

監督:森崎東・工藤栄一・松野宏軌・原田雄一・高坂光幸
脚本:野上龍雄・保利吉紀・山浦弘靖・石川孝人・吉田剛・猪憲吾・荒馬間・松原佳成・白石裕巳
出演:中村敦夫…先生・市原悦子…おばさん・和田アキ子…怪力女の若・鮎川いづみ…おむね 

KAORUメモ:  必殺シリーズ第14作目。修行の旅をする不思議な業者・先生と、
彼の周りに集まった記憶喪失のおばさん・怪力の若らが、毎回オカルト的な事件に出くわし、
その根底にある人の恨みを晴らすという、今までにない突飛な設定であった。
視聴率もイマイチで、3話短縮になった;和田アキ子の必殺技が、殴る蹴るだというのもビックリ!
しかし、その奇妙な展開ゆえの面白さもあり、根強いファンも多い!

正ちゃんは、新キャラの正十として、必殺シリーズ3回目の出演。表家業は香具師。
金になりそだな〜と、一向になんとなくついていき、仕事の仲介をするマネージャのような存在。
しかし、サイフはおばさんにしっかり握られている。 おむねとはただならぬ関係だが、彼女に色恋感情は全く無い。
うらごろしでは、毎回冒頭部分で超常現象が起きる。15話「馬が喋った!あんた信じるか」では、
馬に話し掛けられた正十が、驚きながら、カメラに向かってタイトルコールする!見なきゃソン(笑
新・座頭市
(第3シリーズ)

しょうきち

1979.4.16〜1979.11.19 (全26話) フジテレビ・月曜 20:00〜20:54

出演:勝新太郎/14話ゲスト:岩井友見、岡嶋艶子

KAORUメモ: 正ちゃんは、14話「あんま志願」にゲスト出演。1979.8.6放映
市のみごとな剣さばきを見た男が、姉の仇をとるために、弟子にしてくれとつきまとう話。
監督:森一生/脚本:高橋二三・石田芳子
体験時代 スカウトマン
小林
1979.10.9〜1979.12.18 (全10話) 東京12ch・松竹 火曜 20:00〜20:54

(9話)演出:広瀬襄/脚本:那須真知子
出演:相本久美子…秋山久美子・石田えり…えり・竹田かほり…かほり(未婚の母)・
谷川みゆき…みゆき・シャンデー.ケイ…麗花・沖雅也…森又三郎・荒井注
(ゲスト)栗田洋子・塩屋智章 ほか

KAORUメモ:  横浜の女子大に通う久美子は、横浜の老舗レストラン・開花亭の一人娘。
問題生の仲良し6人組が「キャリア・ギャルズ」というグループを作るという青春ドラマ。
正ちゃんは、みゆき・えり・麗花を、キャンディーズのように(結局は、レスラーのような
麗花ヌキでピンクレディに変更)売り出そうとする怪しいスカウトマン役で
9話「学園祭だぞお」にゲスト出演。
結局は、学園祭イベント「パンチdeパンチ」で痛い目にあう;
石田えりが「UFO」躍る映像は貴重( ←衣装はウィンテッドだが・・) 1979.12.11放映
主題歌:杏里「インスピレーション」( 詩/曲:尾崎亜美)
吉宗評判記
暴れん坊将軍
第1シリーズ
鈴平 (85)

同心宗方(123)
1978.1.7〜1982.5.1(全207話)東映.ANB 土曜 20:00〜20:54

(85話)監督:松尾正武/脚本:迫間健/(123話)監督:原田雄一/脚本:飛鳥ひろし
出演:松平健…徳田新之助(吉宗)・北島三郎…辰五郎・有島一郎…加納五郎左衛門・
横内正…大岡忠相・春川ますみ…おさい・龍虎…龍虎・夏樹陽子…おその・
岐邑美沙子…おまち・宮内洋…藪田助八 /ナレーター:若山弦蔵

KAORUメモ:  八代将軍吉宗が活躍する時代劇。若さいっぱいの松平健と、有島一郎の「爺」の
コンビが見物!正ちゃんは、第85話「富士が見ていたあばれ槍」(放送日は79年後半)と
第123話「女親分!め組のおさい」にゲスト出演している。
宗方は、大岡忠相の配下の同心だが、事件を調査中に殺されるーー;

草燃える

/NHK大河ドラマ

安達景盛
1979.1.7〜1979.12.23(全51話) NHK 日曜 20:00〜20:45

演出:大原誠・江口浩之/脚本:中島丈博/
原作:永井路子「北条政子」「炎環」「つわものの賦」などからの脚色/
出演:石坂浩二…源頼朝・岩下志麻…北条政子・真野響子…北条保子・金田龍之介…北条時政・
松平健…北条義時・中山仁…北条宗時・松坂慶子…大庭景親の娘 茜・滝田栄…伊東祐之・
大谷直子…牧の方(時政女房)・国広富之…源義経・藤岡弘…三浦義村・伊吹吾郎…和田義盛・
武田鉄也…安達盛長・福田豊士…土肥実平・森次晃嗣…畠山重忠・岸田森…大江広元 −他大勢

KAORUメモ:  平安時代後期、平治の乱に源氏を破った平家が権勢を誇っていた頃、
伊豆に流されていた源氏の嫡流源頼朝は、伊豆の豪族・北条時政の長女政子と結ばれた。
静かな日々が続くが、歴史の転換期は着々と迫っていた…。
大河ドラマ17作目。初の女性主役を岩下志麻が熱演。現代語調も話題に。
正ちゃんは、安達景盛役(盛長の息子)で出演、政子の長男・万寿の側近。妻・瑠璃葉 は、岡まゆみ。
2010年、欠損していた全話が、視聴者の家庭用VTRより復活。
確認済みの出演話:26・29・34・43ほか
▲NHKアーカイブスで閲覧可(総集編)

女の樹林

/黒岩重吾シリーズ

不明 1979.10.6〜197911.17(全7話) TBS 土曜 22:00〜22:55

演出:蔵原惟繕・大室清/脚本:大薮郁子/原作:黒岩重吾
出演:ジュディ・オング・山村聡・片岡孝夫・細川俊之・真行寺君枝・南風洋子

KAORUメモ: 令嬢姉妹をめぐる男女の愛を通して、人間の打算や女性の自立などを描く
銭形平次   1966〜1984.4.4 (全888話) フジ 水曜 20:00〜20:54

(690話)監督:黒田義之/脚本:本山大生 /原作:野村胡堂 
出演:大川橋蔵…銭形平次・香山美子…お静・林家珍平…八五郎・遠藤太津朗…万七・
池信一…清吉・正司照江・酒井ゆきえ・森田健作 他
(690話ゲスト)秋本圭子・滝田裕介

KAORUメモ:  正ちゃんは、690話「秋しぐれ」にゲスト出演。1979.10.17放映
江戸の牙 捨松 1979.10.2〜1980.3.25(全26話) ANB 火曜 21:00〜21:54

(9話)監督:池広一夫/脚本:中村勝行
出演:天知茂…剣精四郎・若林豪・坂上二郎・藤村俊二・白都真理・京本政樹・古田 正志・
鹿野進太郎・吉田日出子・今井健二・内田稔 他

KAORUメモ:  天保年間、治安を守るため、幕閣中枢が密かに組織した特命捜査官
“江戸の牙”の活躍を描く 時代劇。与力剣精四郎と、7人の配下が悪を斬る

正ちゃんは、第9話「壮絶!同心志願」にゲスト出演。
同心に憧れた捨松は、同心部屋に押しかけ、人懐こさを武器にちゃっかり居着いてしまう。
実は、不慮の死を遂げた、岡引の父・佐平次の仇を取るための手段なのであった。
捨松は、父の仇・佐久間を討つため、単身乗り込んでゆくが、斬られてしまう。深い傷を負い
ながらも「死んでたまるか〜;出直してやる〜;」と、地を這いながら、同心部屋に戻ろうとするが、
剣の腕の中で「剣さん。同心って同じ心って書くんだよね…同じ…心」と言い残し、命を落とす。
タイトル通りの 「壮絶」な死にざまと、捨松を想い仇討ちの支度をする牙達の姿が泣かせる!
「江戸の牙 DVD-BOX Vol.2 disc-5」に収録。1979.11頃放映
銭形平次 佐吉 1976.12  フジテレビ系列 水曜 20:00〜20:54 ※日付不明

監督:岡本静夫 脚本:浅間虹児
出演:大川橋蔵…銭形平次・香山美子…お静・林家珍平…八五郎・遠藤太津朗…万七・
池信一…清吉 (ゲスト)松木聖…お冴・服部ひろ恵…お咲・永田光男…樋口一平・
伊吹友木子…お栄・林孝一…要町の弥助 他

KAORUメモ:553話 「人形は見ていた」に、下っ引きの佐吉 役でゲスト出演。

佐吉の親分・要町の弥助の縄張りで殺しが発生しかし、弥助が病に伏せているため、
平次と万七が代わりにやってきた。平次&八五郎&佐吉の3人組と、万七&清吉コンビで
事件究明へ。 人形を抱いた少女(お咲)が事件を目撃していたのだが、、
被害者でも犯人でもない珍しい役どころでした。新仕置人より若いかも・・・(笑) ←しょうこさん情報

他に、294話(二瓶康一)、690・763・758・803・884・888話(終)にも出演。  (アンドウさま情報より)

*ゲストの場合には、放送日を基準に、おおむね古い順に並べています*
*独自に調査して、まとめましたが、間違いがあるかもしれません*
*不明箇所をご存知の方はご一報下さい*



update:2021.5.18